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子供のように日本語を学ぶ

10年ほど前、日本である英語の自主学習教材が流行りました。この教材の何が魅力かっ
て、「聞き流すだけで、英語を学べる」ということでした。私個人的にはあまり信じてい
ませんが。
 
私の夫はスロバキア人で、ポプラドにも通算4年ほど住んでいます。スロバキア語には毎
日触れています。義父母とはスロバキア語で会話をしますし、買い物だって病院だって一
人で行くことができ、幼稚園の先生と話すことだってできます。でも5歳の娘の方が私よ
りもよっぽど上手にスロバキア語を話すことができます。娘はスロバキア語、もちろん日
本語も流暢に話し、そして何より興味深いのは私と夫が英語で話しているため、英語も理
解することができることです。娘に英語を教えたことがあるかって?一度もありません。
胸を張って言えることではありませんが、私もスロバキア語を勉強したことは一度もあり
ません。辞書だって滅多にひきません。スロバキア語は日常生活から、そして家族から習
得しました。娘と同じように。もうかなりの量のスロバキア語の単語を知っていますし、
会話もできます。しかしながら、私はいつも同じ文法の間違いを繰り返します。もう何年
も私のスロバキア語力は同じままです。娘の語学力がどんどん上達する一方で私のスロバ
キア語力はこれ以上全く上達しないのです。残念ながら子供と私たち大人は違います。子
供はその言語に触れる環境にいるだけで、その言語を習得することができますが、大人は
学習しないと身につけることはできません。私たちは努力しなければならないのです。
 
それでも「子供のように言語を学ぶ」というのも決して完全に間違っているわけではあり
ません。例えば娘は面白くないことには全く興味を示しません。面白くなくてはならない
これは大人にもあてはまります。大人の場合、面白くなくても勉強することはできますが
、楽しめ、そして学習意欲を向上させられる方が良いですよね。些細なことでとても面白
くできるときがあります。
 
私の友人にとても経験豊かな日本語教師がいます。彼女は私に時々生徒にカタカナから勉
強することを勧めることがあると話してくれたことがあります。日本語にはひらがな、カ
タカナ、漢字と3種類の文字があります。私たちは学校でこの順序で習いましたし、外国
人も然りです。まず最初に習うのは決まってひらがなです。それでもあえて彼女は日本に
行く機会のある生徒たちにはカタカナから学習するように言うことがあるといいます。な
ぜなら、日本の町中で目にするものは実はひらがなよりもカタカナで書かれたものの方が
多いからだそうです。カタカナを学んで日本に行った生徒たちはより楽しめるということ
です。そしてその楽しかった経験がその後につながることは言うまでもありませんよね。
 
シュミット千尋
 

 

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